これは、需要と供給のマッチングが出来ていないからだと考えます。皆さん、農業を始めようとするとき、最初に行政に行きますが、行政の人達農業やったことないので、細かい事情までが分からないことがあります。就農希望者は、菜花作りたいとか、ビワ作りたいとか、具体的なものを決めて農業を始める人って少ないので、そこに、ニーズと現状がマッチングしないんです。将来、うちのような農業生産法人が出来てくれば、働きながら勉強をして、経営者にならなくても野菜を作って生活したいって人が沢山出てくると思います。そういう人たちが増えてきたら休耕田なども減ってよい循環が産まれてくると思います。昔からの農家同士の関係を継続させるための労力よりも、未来を見据えて、このあたりの仕組みを考えていくチャンスだと思っています。
現在は「自然の家」という場所でイベントの一環として収穫体験を開催しています。 台風後、自然の家の方々が、お手伝いに来てくださっているので、そこから繋がって収穫体験を始めました。収穫体験用に、一度にたくさんの品目が採れるようにまとめたスペースも作りました。 今はコロナが蔓延していてなかなか動くことが出来ませんが、今後は徐々に農業活動イベントを増やせていけたらいいかなと思います。